医療事務 短期

出来るの?メディカルアシスタントの仕事と副業の両立

副業のために資格を取りたい。もしくは医療事務の資格を持っているけれど、他に仕事もしている、他にもやりたい事がある。

そんな人達から聞かれる、こんな質問。

「メディカルアシスタントって、副業として仕事に就くのは可能なの?」

一言でお答えすると、出来ます。それが人気の理由のひとつでもありますから。

メディカルアシストを副業に考えている場合は、業務内容は限られる可能性が考えられます。

大病院での、月初めのレセプト作成の業務を出来るだけ速やかに進めていくために一時的な人員を増やす場合のスタッフとして配属される場合です。レセプト作成や点検の仕事は病院の経営に直接関わってくる、責任の大きな仕事です。レセプト作成時のデータ入力の経験がある人なら、派遣会社に登録するなどすると、月初めだけの副業として就職出来るます。しかし、先にも記載したとおり、責任のある仕事であることは年頭に入れておきましょう。

またこの場合、あくまでレセプト作成の業務に特化した臨時の増員なので、受付業務や患者対応を任される仕事ではありません。「窓口業務より事務処理の業務が得意だから」という人には好都合でしょうが、逆に「接客が得意で事務業にもそれとなく興味があったから医療事務の資格を取った」という人は、この事情を知った上で、それでもいいという場合のみ選択しましょう。

日中はメディカルアシスタントの仕事を派遣や契約、パートとして働いて、さらに夜は別にアルバイトやパートタイムの仕事をしてどちらも副業に近いような感じでかけもちするのであれば、選択肢は広がるでしょう。その場合には業務全般に携わる事になりますので、窓口業務、事務処理業務、選択した職場次第では医療サポートにも関わっていきます。この選択をした場合には、双方にきちんと、もう一方の仕事のことを伝えておくべきです。隠していて、後で何か不都合が生じた場合、困るのは自分自身です。

それから、これはぜひ知っておいて欲しいのことです。何年か前に「在宅で医療事務業務をして稼げる!」なんていうのがあって、社会的にも問題になりましたが、内職の感覚で医療事務の仕事を副業にしたいという考えの人も結構いるようですが、そんな仕事はないと思っていて下さい。

保険者側がきちんと監督出来る環境で行うことと個人情報の保護のために、レセプトに関わる資料などの持ち出しも再委託での業務も現在行われていません。インターネットや何らかの通信制講座のキャッチフレーズや広告内容でそのような宣伝文句をみかけても応募するのは絶対に避けましょう。

最後に、参考までにメディカルアシストを本業として副業を持ちたい場合のお話も少ししておきます。メディカルアシスタントがメインなので、当然、受付業務や事務処理作業、医療サポートなどのさまざまな業務を全般的に行います。副業の選び方は個人個人で異なりますが、メインがメディカルアシストなので、その業務に全く影響のない仕事を選びましょう。また、現在の就職先が副業を許可しているのかどうかも、しっかり確認しましょう。

本当はメディカルアシスタントがしたいのに、病院側からNGが出るような副業を選んでしまったとか副業そのものがNGだったがためにメディカルアシスタントの仕事を失ってしまっては本末転倒です。十分気を付けましょう。本業・副業のいずれにせよ、大切な業務に携わるということに変わりはありません。仕事にする以上は責任が生じます。

「資格があれば簡単に出来る」なんて安直に選択するのはやめて、「やるからにはたとえ副業でもしっかり責任を持ってやります」という気持ちで求人には応募しましょう。

医療事務の資格が取りたい人は知っておきたい気になる仕事内容

「将来性があるから」

「安定してるから」

「受付のお姉さんに憧れて」

いろんな動機がありますが、近年、医療事務の資格に興味のある女性は増えてます。それに加え、男性の医療事務希望者も増加の傾向にあります。しかし、実際のところ、資格取得を検討しようとしたら「あれ?医療事務って、受付とレセプト以外に何かすることってあるの?」なんて声もちらほら。まあ、どんな仕事も目に見えないことの方が多いのですから。就職して知ることも多いですが…でも、知らないよりは知った上で選択するに越したことはありません。

では、医療事務の仕事内容をちょっと覗いてみましょう。

まずは皆さんご存知の【レセプト作成】

病院の規模に関わらず行われる、病院経営に直接関わる、医療事務の仕事の中でもとても大切で責任の大きな業務です。医療費から患者負担分を差し引き、保険者側に請求するための資料作成がレセプト。少しの間違いも病院経営に響く結果になりますから、作成した後も間違いがないかなどの点検したりと、聞くだけでも大変な業務です。
月初めに行われますが、この時期になると連日の残業・長時間の残業は覚悟しなくてはいけません。よほどの事情がない限り「●日は休みたいんですが…」なんて言ってはいけない時です。

わかりやすい業務は【窓口対応】

病院に入ったら、まずどこに行きますか?受付ですよね。その受付で笑顔で温かく迎えるのも医療事務のお仕事。接客業に似ていますが、相手は病気や怪我を患った人達。中にはものすごくデリケートになっている患者もいます。ですから、受付で出迎える窓口を担当する場合は、常に親切丁寧に来院した患者を受け入れる姿勢が求められます。どんな職業でも常識中の常識ですが、その日叱られたから、嫌なことがあったからと仏頂面でお出迎えなんてのはNGです。

さて、この【窓口対応】から始まり、医療事務スタッフはいろんな仕事をこなしていく訳ですが、何をするのかというと、来院した患者さんの保険証や診察券を確認したり、どういう症例での来院だとかの簡単な問診、再来院であれば保管していたカルテを取り出して準備する、予約患者であれば医師や看護師にその来院を告げる。電話が鳴れば、電話対応。クレームだって対応します。診察や治療が終われば、会計処理や次回予約。医師からの伝言があればわかりやすく伝える。逆に患者からの質問などがあれば対処します。

カルテの管理も医療事務の大切な仕事。データ入力したり、棚から取り出して医師に持っていったり、回収して整理し、再び棚に戻すのも医療事務の仕事。どのスタッフにもわかるように統一して管理し、紛失しないように徹底します。

カウンター内は静かに見えて、結構バタバタと働いているのです。

それ以外の大切な仕事が【快適な環境の維持】

受付やカウンター内の整理整頓や清掃などの衛生管理は大切な業務のひとつです。ショップや飲食店でも不衛生なのは気になるのに、病院ならますます気になります。
病気の治療にきたのに、病気になりそうな環境なんて有り得ません。大病院であれば、フロアや待合所の清掃員もいますが、開業医の病院での勤務の場合には病院のスタッフが行います。棚の本が乱れていたら揃える。椅子が歪んでたら直す。ゴミが落ちていたら拾う。スリッパを整える。トイレを清浄に保つ。そういった気配りも必要なのです。病院の経営に関わり、医師や看護師がスムーズに診察や治療の業務を行えるよう常にサポートするのと同時に、患者が気持ちよく来院し、安心して帰っていける環境を作るのが医療事務スタッフの大きな役割であり、大切な仕事なのです。

医療事務と医療秘書は何が違うの?気になる業務内容

「医療事務ってよく聞くけど、医療秘書って何?」

同じ医療現場で働くはずだけれど、違いがよくわからない。そういう人は多いはず。

「秘書って響きが素敵っ!」なんて理由で人生を左右するお仕事を選ぶ訳にはいきませんからね。お話ししていきましょう。

一般的によく耳にする【医療事務】の仕事

医療事務の仕事は簡潔にいうと窓口対応とレセプト業務です。要するに、受付や案内、予約対応・管理、クレーム対応など、患者ヘの対応全般と会計やレセプト作成などの収入管理などです。

「病院の顔」となる場所であり、患者が最も親しみを感じる場所でもあります。病気や怪我などで来院する患者はデリケードです。優しく穏やかな丁寧な対応が当然のように求められる場所でもあります。読んでる人の中にも、窓口の天使のように優しいお姉さんに憧れて医療事務の道を選んだ人、いるでしょう?

一般的にはあまり聞き慣れない【医療秘書】の仕事

医療秘書はその名の通り役付の医師・看護師などの補佐がお仕事です。大病院に配属されていて、医療秘書課が設けられている病院もあります。院長秘書・医局長秘書・看護部長秘書などがおり、大きな会社の社長や管理職などに秘書がいるように、役付の医師や看護師の周囲のお世話をする人がいるわけです。来客対応、スケジュール管理、郵便物整理、文書作成、出張の手配など、ほぼ一般企業の秘書と変わりません。ただ医療秘書の場合は、医療事務の知識を始め、医療知識、秘書としての能力と知識を兼ね備えている必要があります。

したがって、患者との直接の関わりより上層の医師や看護師との関わりが多い仕事となります。患者の対応よりも補佐や事務・管理作業をテキパキこなしたい人は医療秘書の仕事にやりがいを感じるはず。

同種に分類される仕事で【病棟クラーク】というのも存在します。病棟付けの秘書で、入院台帳整理、レントゲンやカルテの整理と管理、病室入口やベッドのネームプレート作成が主ですが、時には入院患者や家族から、医師や看護師では対応が出来ない、入院・治療費用や保険についての質問があったりするので、その際の対応も任されてます。医療事務と医療秘書の中間くらいのお仕事です。

誤解があるといけないので補足しますが、医療事務にも秘書の知識は必要です。より質の高さを求められるのは医療秘書の方ですが、全く必要ないということではないのです。

ここまで読めば、医療事務と医療秘書、この2つの仕事の違いはほぼわかりましたね。

自身がどの業務に携わりたいのかどの職種を選べばいいのか、少しは見えてきたはず。

患者と密接に関わり、病院の顔として働きながら経営補佐に携わるのなら【医療事務】を、医療事務と医療の知識を最大限に使って上層を補佐し、緻密な業務を中心に医療関係の仕事に携わっていきたいと望むのなら【医療秘書】を選択すればいいのです。

医療事務を選択する場合には、勉強の仕方も短期・集中講座などの通学や通信制講座でも可能ですが、もっと上の能力が必要とされる医療秘書を目指すのであれば、医療秘書科がある学校で学ぶ必要があります。はっきりと医療秘書を目指す決心がついているのなら、専門学校に進学するといいでしょう。

また、求人に細かく資格条件がついてくる可能性が高い大病院への就職を強く望む場合にも、医療事務・医療秘書のどちらの業務を希望しているかに関わらず、医療秘書科のある専門学校への進学は有効です。医療秘書科の中に医療事務や病棟クラークなどの、各分野をより専門的に学ぶために特化したコースを設けているところもあります。大病院への就職を視野に入れてる人にはかなり有利です。

医療クラークの仕事にはどんなメリットがある?

少ない求人に何倍もの人数の応募が殺到する程人気が高い、医療クラーク。

人気がある=メリットも多いということです。その人気の理由となるメリットって一体なんなのでしょう。

医療クラークになるためには医療事務の資格が必要な訳ですが、その資格も日本全国どこの都道府県でも取得可能です。勉強方法も通学や通信など、自分の生活にあったスタイルで勉強していけるのも利点です。

そして見事、医療事務の資格を取得した際には、未経験でも就職先を探しやすいのが魅力でしょう。

さらに女性から支持されている理由が、勤務形態が選べるという点です。【正社員】【契約・派遣】【パート】など、自分の生活スタイルにあった勤務時間を選んで探すことが出来ます。これは他の職業にはなかなかないことなので、かなりの魅力です。

たとえば、家庭が中心となる主婦層には休みや時間の融通が効くパート勤務は人気です。学校行事や家庭事情、子供の病気など、家庭を守る主婦にとって、これらを理解してくれる職場は大変ありがたく、貴重な職場といえます。

またゆくゆくは正社員にと考えている場合でも、状況によっては契約・派遣社員から正社員への雇用も可能です。もちろん、能力や頑張りが認められた場合に限りますけれど───。

どこの職場でも同じように、契約や派遣は人事削減の時にその対象となりやすいですから、ここでめでたく正社員になれば、その不安は解消されます。

仕事のかけもちを考えていて、働ける時間が限られている場合にも、勤務先の採用条件と合致すれば、午前のみ・午後のみの半日勤務だって可能。土日のみの出勤やレセプト期間だけの一時採用もあります。

次に【結婚】
これは未婚女性には大きなテーマとなると思います。結婚後も続けられる仕事としての認知度が高い職業が医療クラーク。これも人気の理由の1つですね。

正直、医療クラークを正社員で選択した場合、レセプトの請求期間は残業で定時で終業するのはまず難しいですし、この期間は休みが思うように取れません。
また業務への責任が大きく、心身の負担を感じる人も少なくないのが現状です。

そのレセプトの負担と責任はあるものの、正社員として働いた場合、社会保障や福利厚生などもしっかりしていて、安定した仕事と収入を得られます。そのため、産休や育児休暇も利用しやすいのが魅力です。

給料も最初はあまりいいとはいえませんが、後々昇給も可能ですし、医療現場は他の職場よりも出産・育児などにはるかに理解があります。そのため、休暇後の職場復帰もしやすいですし、求人も多い仕事ですから、たとえ一度退職しても再就職先を探すのもそう難しくはありません。以前の職場に再就職する人もいます。
結婚後も働きたい人や育児が落ち着いたら、すぐに職場復帰して働きたいという活動的な人にはかなりの魅力でしょう。

医療事務の魅力はまだまだあります。

医療機関での仕事なので、もちろん景気には左右されるようなことはありません。だって、病気や怪我は好景気だろが不景気だろうがお構いなしにやってきますから。
年齢制限もありません。能力があれば続けていけます。

このように、医療クラークは働く女性・働きたい女性にとっては重宝すべき条件や環境が整ってます。

医療機関の経営に直接関わるために責任が大きかったり、最初の頃はお給料が安めだったり──でも、どんな仕事にもデメリットはつきもの。

家庭も大切にしたいし、仕事もしたい。それは決して理想や希望のまま終わらせてしまうものではありません。

【医療クラーク】にはデメリットを差し引いても有り余る、働く女性の理想を叶えるだけのメリットがあります。

メディカルクラークの採用で気になる面接で聞かれること

医療事務の資格も取って、ついに未来への第一歩。

憧れのメディカルクラークとして働くために乗り越えなければいけない採用面接。メディカルクラークの人気は高く、1、2名の募集枠にも何十人と集まるケースも珍しくありません。

「メディカルクラークの仕事をしたい…受かりたい!でも、何を聞かれるの?」

やっぱり気になりますよね、質問の内容。

希望する病院の規模や業務内容、面接の行われ方でも違ってきますし、また面接を受ける人のスキルや経験、病院が求める人材によっても内容は変わってきます。

面接官は面接対象者の履歴書の内容を確認するとともに、人柄や質疑応答の対応の仕方で、「この人がどれだけこちら側の投げかけに順応出来るのか」を量っているわけですから「コレが答えられれば大丈夫!」と一概には言えませんが、どこの医療事務の面接でも聞かれることが多い内容を挙げていきます。

蠀$なぜ医療事務という職種を選択したのか

 医療事務にやりがいを感じているか、職務意識ははっきりとしているかなどが問われます。

褀$なぜ当病院での就職を志望したのか

 当病院に対して事前に認識して応募してきたのか、方針への同調性があるか。また、その方針や方向性にふさわしい意識を持った人物であるかがみられます。

言$過去に失敗したことと、その失敗から得たもの

 自己PRの場です。性格の長所・短所を述べさせられる場合もあります。

謀$医療事務や医療現場に求められることは何だと思うか

 面接者の将来への意識や向上心、医療に対しての意識の持ち方などがみられます。

特に、1や2は当たり前の質問だと思っていて下さい。履歴書にも書く内容なので、自分の言葉でしっかりと答えられるようにしておきましょう。志望動機などをきちんと自分の声で伝える=意見や思考をきちんと伝えられるかを確認してますが、履歴書の内容と面接で答える内容が違っては人柄に疑問を与えてしまいます。正確でなくても、発言内容と履歴書の文章が全く一致しないなんてことにならないようにして下さい。

3の場合は失敗から学ぶことが出来る能力があるか、向上心はあるかなど、経験を次に活かせるかを判断する材料になります。また長所・短所で聞かれる場合、自身を理解し、短所を長所として切り替えて自分自身をアピールする発想転換が出来る、マイナスをプラスにしていく力があるかを判断する材料にされます。

4は希望する職種に対しての明確な意識があるか、病院の方針に沿って向上し、病院の発展のために必要な考えを持っている人材かなどがみられます。

これらの内容以外にも、メディカルクラーク経験者であれば、経験など専門的な内容の質問をされます。
面接を受ける病院の環境や方針に沿って話すと好印象です。

未経験者の場合、メディカルクラークを目指した理由や志望動機などは自己PRにも繋げやすいです。
医療クラークを目指すきっかけとなった通院エピソードや、窓口業務が主体の求人の場合には接客業の経験や人との触れ合いが好きで大切に思っていることなどを話すなど、気持ちをのせて話せる内容にすると医療クラークに従事したい理由が伝えやすくなります。

質問に対してきちんと答えるのは大切ですが、マニュアル通りのキレイ過ぎる答えは面接官の心に響きません。
特に人気の高いメディカルクラークの面接官は多くの対象者を相手にしてきている訳ですから、見極める力があると認識していて下さい。

本気でメディカルクラークを希望するのであれば、しどろもどろはNGですが、多少戸惑ってしまっても、答える時は気持ちをのせて、丁寧にはっきりとした声で発言することを心掛けましょう。

メディカルクラークが窓口対応で求められること

メディカルクラークの仕事で、特に一般の人にもわかりやすいのが【窓口業務】です。診察券受取や保険証の確認、来院患者のカルテの準備、医師への患者来院の伝達、会計や次回の予約受付などが主な窓口業務です。同時に、この窓口での対応こそがその病院の第一印象となり、顔となるのです。

従事している人なら当然知っていることと思いますが、メディカルクラークの仕事は事務処理やレセプト作成だけではありません。

窓口での対応や患者への案内業務も、メディカルクラークの仕事です。メディカルクラークを目指す人の中には、この窓口業務と患者対応に憧れて医療事務の資格を取る女性もいるくらいです。多くの女性が憧れる職種な訳ですから、やっぱりキレイで優しくて華やかなイメージですよね。

「子供の頃に通っていた病院で優しくしてくれたメディカルクラークさんみたいになりたい!」なんて声も聞かれるくらい、優しく温かいイメージのメディカルクラーク。

つまり、メディカルクラークの【窓口業務】で求められるのは医療知識や業務能力は当然のこと、人格や品位も求められる訳です。不安を抱えながら病院を訪れた際、優しい笑顔と温かい言葉で迎えられ、親切に対応されれば、それまでの不安でいっぱいだった心がちょっと軽くなることでしょう。小さな子供や高齢の患者、初来院の患者の場合には、その笑顔と温かさに安心感を覚え、時には励みになったりすることもあるでしょう。

定期的に通ってくれている患者さんから、「あなたに会えるから、この病院を選んでいるのよ」なんて言われたら、メディカルクラーク冥利につきますね。

また、病院という場所ですから、他の場所以上に患者の皆さんが気するのは衛生管理面。窓口にいるメディカルクラークが心掛けるのは、はっきりと衛生的にみえる状態であること。

髪はまとめて。爪も整えて。明るく見える自然な清潔感のあるメイクを心掛ける。同時に病院の出入り口やスリッパなどの備品、受付や待合所の棚や椅子をキレイな状態で保つことも大切です。玄関や待合所、受付も病院の第一印象となる顔なのです。

いくら身だしなみを整えたところで、肝心な施設に不衛生感が出てしまうと、「ここの病院は汚い」「メディカルクラークの見た目はキレイだけど、衛生管理が出来ないスタッフいる病院」となりますので、十分に気を配りましょう。

それから患者と話をする際、気をつけたいのは言葉遣い。一言一句狂わず正しい日本語をとはいいません。親切丁寧な言葉で話すことを心掛けましょう。また、デリケートになっている方も多いのが病院ですから、はっきりとした声でも、優しい口調であまり早口にならないように気をつけたいものです。

たまに「さっさとしてよ」というオーラを発している患者さんもいますが、その時は臨機応変に、必要事項だけを簡潔にすませるなど、その患者に適切と思われる対処をするのもメディカルクラークの能力の見せどころ。どのような状況かに関わらず、優しい笑顔と穏やかな口調は忘れずに。

あなたの対応そのものが従事する病院そのもののイメージとなることだってあるのです。

いろいろと述べましたが、必要なのは医療事務の特別な能力以外は一般常識の範囲内のこと。難しく考えることはありません。自身がされて嫌だと感じたこと、嫌だと思うことをしない。やってもらって嬉しかったこと、感動したことをやっていけばいいのです。

アナタは病院の顔として【窓口対応】をしているのです。これをしっかり覚えていて下さい。来院する患者の皆さんに【安心して気持ちよく来院してもらえる環境作り】はメディカルクラークの大切な仕事なのです。

ぜったい医療事務の仕事がしたい!そんなアナタの志望動機の書き方

どんな仕事をするにも、面接決定後に最初にぶつかるのが履歴書の志望動機の記入欄。

今こちらの記事を読んでいるアナタは医療事務の求人に募集する訳ですから、医療事務の仕事がどうしてやりたいかその魅力について書くのは当たり前。

けれど、競争率の高い医療事務の面接を勝ち抜くには、さらに求められるものがあります。ここではそのことについて触れてみましょう。

【どうしてこの病院を選んだのか】

「そんなこと言われても…」なんて言っていたら、就職は勝ち取れません。病院への志望動機がなければ、面接なんてあってないようなもの。かといって「自宅から近いから」なんて書くのは絶対にダメ!

「じゃあ、なんて書けばいいの?」

ちょっと考えれば簡単。
就職希望の病院の経営方針やモットー、風土や環境をHPで調べたり、直接足を運んだり…。また、直接足を運んだという事実は、就職意欲としても好印象です。利用したことがあり、その時のエピソードがあればそれも立派な動機なります。

【選択理由に自己PRを添える】

医療事務の経験ある人ならそれまでの経験を述べ、そこから培ってきたものをその病院の業務で活かしたい・活かしていけると思ったとか、経験がない転職の場合でも接客業の経験や事務業の経験があれば、その経験を活かしたい・活かせていけるという内容にすればいいでしょう。

初社会人となる就職自体が初めてという場合は、病院の見学をしてみて印象が良かったところやここで自分も働いてみたいと思った具体的な理由とか。利用経験上での素敵なエピソードがあれば、その内容を簡潔に添えましょう。

【志望動機の書き方の一例】

以下は簡単な例文です。

資格を主張したい時には自己PRはしっかり添えましょう。

「以前から◯◯病院の◯◯なところに関心があり共感しておりました。機会があれば是非◯◯病院で働きたいと思っておりましたところ、この度のスタッフ募集を知り、医療事務の資格と今まで経験をこちらで活かしたいと思いまして応募致しました。もしも採用頂けた際には、今までの経験を活かし、よりよい病院作りのためにスタッフの一員として貢献・向上に努めたいと考えております。」

接客業経験をアピールする場合は、人との触れ合いにやりがいを感じている事が伝わるようにしましょう。

「医療事務の経験は浅い(もしくは未経験)ですが、これまで接客業や事務業を経験した中でどちらの経験も活かせる医療事務の仕事に魅力を感じています。以前、こちらの病院を訪れた際に病院のスタッフが笑顔で来院される方々に笑顔で温かく接しており、帰っていく人達が皆笑顔で出て行く姿に感銘を受け、◯◯病院のスタッフとして一緒に努めたいと思い、今回応募致しました。」

初社会人となる人は、医療事務を職種として選んだ理由や、通院歴があればそれらを自己PRにすると良いでしょう。

「中学生の頃に大きな怪我をし、こちらの病院に継続して通院していたことがあるのですが、スタッフの方々に大変親切にして頂き、それから医療に関わる仕事がしたいと考えるようになりました。調べていくうちに医療事務という仕事を知り、いつか◯◯病院で仕事がしたいと思って医療事務の資格を取りました」

などです。

要するに、面接を受ける病院の体質や方針や環境などに関心を持っていることや、医療事務資格を活用していくのに、何故この病院を志望したのかが伝わるようにすることが大切なのです。 上辺だけの文面や自己主張が強いだけの文面では、個人の人格に疑問を抱かせる可能性もあります。

「絶対に医療事務の仕事がしたいんだ」という気持ちを込めて、丁寧な字で書くことも忘れないで下さい。

ここで求められる男性医療事務!必要とされる現場の現状

女性の職業というイメージが強い、医療事務。

「男性でも医療事務の仕事に就く事は出来るのでしょうか?」

はい、可能です。

「本当に?」

半信半疑の方もいるのではないでしょうか。

そんなアナタに、男性医療事務が必要とされている現状についてお話しましょう。

細やかな業務や窓口対応が多いことから、当然のように女性の仕事として認識されがちな医療事務ですが、男性が必要とされる理由がいくつかあります。

開業医の場合には全員が女性というのが殆どのケースですが、しかし、大きな病院になると男性医療事務のスタッフが必ずいます。
その理由として、何かしらのトラブル(圧力行為、強迫行為、クレーマーなど)に、女性では対処が難しい状況でも即座に対応出来ること。女性というだけで舐められて言いたい放題に罵声を浴びせたり、相手が暴力行為に及んだり───特に病院という場所は何故かそのようなことが多いのです。

しかし、大概のトラブルというのは男性が姿を見せて表立った対処をするだけで場の空気が変わり、無難に解決したりします。何かしらの対応で揉めた場合でも、役職付きの女性よりも役職付きの男性が出てきて対処した方が満足する人も少なくないのです。日本社会がまだまだ男性優位の風潮が強いこともありますが、男性にはそれだけの存在感があるので、出てくるだけで影響力があるのです。(稀に女性でもすごく影響力を持っている人もいますが…)

また、病院という組織は女性が多いため、女性ならではの職場問題というのも多く、パワハラ、セクハラ、イジメなどで退職する人が後を絶たないのもまた現実なのです。

あとは結婚による寿退職。

そういった事情に男性の方が巻き込まれにくく、また男性がいることで緩和される効果も少なからずあるためにも配置され、また救急搬送の患者も多いので、急患が同時に数名以上担ぎ込まれたりとなると、その際の補助でも男性は有効な戦力となります。

このように、男性スタッフがいるだけで病院側も何かと助けられているのです。

「では何故、男性の医療事務スタッフは少ないのか?」

という話になりますが、これにも理由はあります。一般的な会社勤めの男性よりも、医療事務に従事している男性の方が低収入だからです。独身ならともかく、妻子ある人の場合、転職する事も少なくありません。

「医療事務に興味があったのに…」

本気で医療事務スタッフを目指したいと思っているアナタ!がっかりするのは早いですよ!!

医療事務でも大きな病院ともなれば、昇格して役職付きになるのも夢ではありません。そうなれば昇給は必至。

先で述べたように、トラブルなどの対処をする際は役職付きの方が箔がつくので、男性の場合、大概は役職を与えられますし、能力が認められて「将来は事務長!」ともなればかなりの高収入になります。(事務長は男性が多いです)

医療事務資格を目指す男性の皆さん!本気で医療事務の仕事で上を目指したい想いがあるのなら、大いに挑戦して下さい。

そのためには「女性のスタッフに出来ない業務が(男性である)自分には出来る」という自信を持つことです。もちろん、自信に伴ったスキルは身に付けるべきです。トラブルにも冷静に堂々と誠意を持って対処出来る、力仕事や安全対策は任せて下さいとか。

当然ですが医療現場は女性の多い場所です。ベテラン女性の圧力や同僚女性の小言に出くわすかもしれません。そんな時、それらに負けない精神力と前向きさ、理不尽な八つ当たりも受け流す大きな器を持つことや頼りがいがあるという信頼感を与えることが男性医療事務スタッフとして成功する秘訣です。

夢をQdむのはアナタ次第!

憧れの医療クラーク!学ぶ方法と必要な費用

病院や医院でイキイキと働く医療クラークの姿に憧れる女性は多いはず。

そんな医療クラークとして働くには、もちろん資格取得が必須。そこで気になるが、勉強するための方法や費やす時間、そして1番知りたい必要な費用。
内容や方法の説明もあわせてお話をしていきましょう。

【通学制】

医療事務の資格は国家資格ではなく民間資格なので、関連する各団体や協会が設けたものが多数有り、自身の目的にあった業務内容に関係する資格を取れる団体や協会の講座を受講し、試験を受ける必要があります。

ちなみに専門学校の場合は医療秘書育成を目的とした内容となり、それなりの日数を要しますので、「医療事務としての資格取得」を目的・目標としているのなら、各団体や協会などで開講している集中講座や短期講座で十分です。

同じ医療事務資格取得向けの講座にもいろいろあって、選ぶスクールや集中講座・集中講座などによっても受講の期間や内容が違います。およそ1ヶ月06ヶ月くらい(受講回数にして8026回くらい)で、費用も約4万円030万円とさまざまです。

これだけ日程や設定金額に差があるわけですから、取得出来る資格の内容にも違いがあります。受講を決める時には、予算以外にもどういった資格が取得可能なのか、受講内容にも気を配りましょう。

【通信制】

通信制講座の場合でも、各団体や協会が用意しているものがほとんどです。学ぶ内容にもいろいろありますので、同じ医療事務講座でも、どんな資格が取れるのかをきちんと確認しましょう。

教材内容にしてもさまざまで、教科書や問題集などの冊子類のみの講座もあれば、DVDなどの映像教材やネットや電話でサポートをしてくれる講座もあります。ここまで違えば当然、費用も違います。通信制講座の場合、約5万円010万円くらいで、ネットや電話サポートなどのシステムが充実した講座のほうが、どうしても金額設定が高めですが、サポートシステムの有無は不安解消の決め手ともなりますので、十分に検討する必要があります。

【独学】

「とりあえず何でもいいから資格が欲しい」くらいで期間にも糸目をつけない人ならとにかく、就職・転職を目的としている人には、現実的な手段とは言えません。掛かる費用は参考書や問題集を10冊、20冊と購入しても、5万円いくかどうかくらいですが、添削や質疑応答をしてくれる講師がいないため、試験までの道のりは長く、不安なことも次々と出てくるでしょう。1番確実性に欠如した勉強方法なので、あまりオススメはしません。

補足となりますが、上記以外にも条件次第では他にも掛かる費用があります。

例えば通学を選択した場合の交通費。資格試験を受ける際の受験料や試験会場までの交通費。在宅試験が可能な場合でも、答案用紙を送るための郵送費などがあります。

「結局どの方法が確実なの?」と聞かれれば、それは費用は高めでも通学制での講座受講でしょう。受講中に講師の生の声を聞けますし、質問や相談も直接その場で可能です。試験まで直接サポートを受けられるので安心感があります。

「1人で勉強する方が向いている」「欲しい資格のスクールが近くでみつけられない」「通学する程の時間の余裕がない」という人もいるでしょうから、その際は自身にあったサポートをしてくれる通信制講座を選んで下さい。

費用を惜しんだことで「何度も勉強し直して、結局は時間も費用も無駄にかかった」「途中で諦めちゃった」という結果にならないように、希望の資格試験が決まったらどの講座を受けるべきか、どの方法で勉強したらいいのかなどをきちんと調べて、自分にあった方法で学べるものを探しましょう。

どっちも同時に選べちゃう!医療事務と保育士

「医療クラークにも興味があるけど、子供が好きだから保育士もやってみたいし…どっちにしたらいいの?」

決められない?それならどちらも取っちゃいましょうよ。

「え?お金も時間も掛かるじゃない、そんなの無理よ」

そんなアナタにオススメの情報があるんです。

実は医療事務の資格と保育士の資格を同時に取得出来る専門学校が存在するって、知ってましたか?

「そうなの!?でも、医療事務の資格と保育士の資格って、一緒に持ってて何かイイコトあるの?」

ありますよ、メリットがいろいろと。

一見すると全く関係のないように思える、医療事務と保育士。この2つを取得することで、将来の選択肢に振り幅が出てくるんです。

例えば、子供好きで医療クラークも興味がある人なら、同じ医療機関の仕事でも小児科などの子供や保育に関する現場で働くのに有利です。実は、小さなお子さんがいる女性に人気な主な仕事の1つが医療クラークだって知ってますか?理由は主婦でも就職先がみつけやすいから。

もともと保育士志望で保育機関で働いた場合でも、結婚や出産・育児などの事情から保育の仕事を離れざる得なくなった時、再就職の際に身動きの取りやすい医療クラークへの転身が出来るなどのメリットがあるんです。

どちらか一方を選んで「やっぱりあっちにしておけば良かった」とか「ふたつ持っててもよかったかな0」なんてナンセンス。

そうなるよりも、同じ時間を費やすのなら、1つより2つを一緒にやってみては?同時に違うことが学べて、さらに2つとも資格になるなんて、こんなに嬉しいことはありません。最初で両方を学んでおいて、向いてると感じた方や両方を行かせる就職先をみつけるのも手段です。

「こんなハズじゃなかったのに…」

なんて思って、あとからもう一方を取得しようとなると余計な時間やお金を費やしたり、都合が付かなくて身動きが取れなかったり…結局は現実問題とぶつかって不満の中で仕事を続けたり、他ジャンルの仕事にありつけないと不安になるよりも!

才能は2つ持っても損はありません。どちらにも可能性を感じるのなら、ここで両方のスキルを身につけておく事は決して悪くない話です。

特に女性の場合、結婚後のことも考えるなら、資格もないよりは少しでも多く持っている方がいいに決まってます。
結婚し、出産や育児のために職を離れた後も、再就職や職場復帰に役立つような資格なら尚更です。

たとえば、保育士という仕事は家庭を持ち、子を持つと続けるのが難しい仕事ですが、医療事務ならそれらをクリアーして就職することも出来ます。

もちろん、同時に2つ以上の物事を成し遂げるというのは決して容易ではないでしょう。

けれども、それらを成し遂げるということは、自分自身の振り幅を広げ、今の自分よりもちょっと上の自分になれる=自信がつく事にも繋がります。

向上心がある、他人より多くを学んでいる・知識を得ているという人材は多くの職場で重宝されます。全く関係ない職場での経験が、新しい職場で思いのほか役立ったなんてことはよくある話。

また、冒頭でも挙げたように、医療事務と保育士なら関連させて就職先を探すことも出来るのです。

今これを読んでいるあなたが、進路選択の最中で、この2つの資格の間で悩んでいる人だったり、何か資格が取りたいけど何を選んでいいのかわからないという人だったり、医療事務や保育士に少し興味・関心があるという人ならば、医療事務も保育士も目指せる専門学校を選んでみてはいかがでしょう。

決心とまでいかないまでも、資料請求や学校説明会への参加など、学ぶ内容を知って、自分の将来へ積極的に取り組むことが輝く未来への第一歩です。